てらおクリニック

てらおクリニック 【姫路市】

Tel:079-243-0114

てらおクリニックは地域の皆様のホームドクターです。

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おしりのQ&A

おしりのQ&A

てらおクリニック おしりのQ&A
おしりのことについては、いろいろお聞きになりたいことも
おありと思いますが、ご自分では見えない部分でもあり、
出口が一つで、大事なことですからまずは勇気を持ってきていただき、拝見させてください。
 
おしりのことで悩んでいますが、恥ずかしくてなかなか受診できないでいるうちに、
症状がひどくなってきました。
おしりの疾患について受診に来られる方で、もっともよくある皆様のコメントです。
とくに女性の方にとっては、産婦人科受診以上に恥ずかしさを感じてしまわれる方が多いのではないでしょうか。
場所が場所だけに、どうしても拭い去れない感覚です。
中には鏡を使って見てみたり、配偶者の方に見てもらったりされる方もありますが、どうしても限界があり、ご自分では十分には見ることができないものですし、出口が一つで、毎日のように排便にさらされるのですから、症状がひどくならないうちに、勇気を持って受診してくださることをお勧めします。
それでも恥ずかしくて受診できません…
そのような方に少しでも助けになるように、当院では、おしりの周囲だけしか見えないように作られた「検査着」を準備させていただいており、それに着替えていただいてから診察させていただいております。
排便のときにおしりからよく出血します。「いぼ痔」か「切れ痔」だと思って、
市販の座薬を使っていますが良くなりません。
これも非常によくうかがうコメントです。まずは、いわゆる「いぼ痔」(=痔核)「切れ痔」(=裂肛)ではない可能性もあります。腫瘍性の病変がないかを確認しないといけない場合もあります。
また座薬の使い方が不適切であることもよくあります。
おしりから何かできものが飛び出しています。痛みがある(ない)のですが、
何なのでしょうか?
おしりにできものをきたす疾患はいろいろあります。
「おしりの外にできるいぼ痔」(=外痔核)、「おしりの中にできるいぼ痔」(=内痔核)が外に飛び出してきたもの(=脱肛)、化膿してきたことによる周囲膿瘍(膿のかたまり)、などがよくあるものですが、他にもまだまだあります。
おしりの周囲がかゆいのですが、これも見て頂けるのですか?
いぼ痔の主症状は、痛み・出血・外へ飛び出すことですが、かゆみ(掻痒感)も比較的よくある症状です。
ただ、ブツブツ(=湿疹)を伴うようなかゆみの場合には、白癬(水虫)やヘルペスなど皮膚科的な疾患の可能性があり、もちろん、そのように判断すれば適切な皮膚科に紹介させていただきますが、最初から皮膚科に受診された方が良い場合があります。
 
おしりの3大疾患

痔核(じかく)
いわゆるいぼ痔のことで、痔核は肛門内部の静脈に血液が溜まって血管がいぼ状に膨らんだものです。
直腸の歯状線という所を基準に、上の方にできるのが内痔核で、下の方にできるのが外痔核です。


裂肛(れっこう)
いわゆる切れ痔のことで、裂肛は硬い便が肛門を通過する時に、肛門が引き伸ばされて出口付近の粘膜が切れてしまい、起こる痔です。

肛門周囲膿瘍、痔瘻(じろう)
直腸・肛門の周囲に感染が起き、膿を持ったものが肛門周囲膿瘍です。
肛門周囲膿瘍は自潰(自然に排膿されること)や、切開手術などで排膿されて縮小し、肛門の周囲に膿の出口を形成します。これが痔瘻です。

 
切らずに治す痔の治療

「いぼ痔は切らないと治らない」と思っていませんか?
「切らずに治す痔の治療法」もございますので、
てらおクリニックまでぜひご相談ください。