よくテレビドラマや映画の中に出てくるお医者さんというのは、外科医が多いですよね。
20歳代で、何でもできる、天才外科医というのもあったりしますよね。
実際、大きな病院には、最近減ってきているとはいえ、多くの外科の先生がおられます。
でも、町のお医者さんの中に、外科の先生って少ないと思いませんか?
その一方で、子供がころんでけがをした、散歩していたら犬にかまれた、夕食の準備をしていて包丁で手を切った、自転車で溝にはまってけがをした、いろいろなことで、「外傷」というのは日常茶飯事です。
そこで、町の「外科のお医者さん」の出番となるわけです。
もちろん、急を要するような外傷は直ちに救急の施設への受診が必要であったり、重度の外傷や専門的な処置の必要な外傷は、それ相応の専門病院へ紹介させていただくことにはなりますが、まずは、相談に来ていただくのが、町の「外科のお医者さん」だと思います。